「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」ネタバレ重要用語解説

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とうとうエヴァ最終作品「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」が公開されましたが、専門用語が多く、今作も謎の多い内容となっていました。当ページでは、その謎を解き明かすため、ネタバレを含む重要用語を解説。エヴァ新劇場版シリーズを最後まで理解できる決定版です。その他キャラクターページもありますよ!

目次
・エヴァの世界観
・ファーストインパクト
・アンチLシステム
・黒き月
・カルヴァリーベース
・シキナミタイプ
・ネブカドネザルの鍵
・大地の浄化(サードインパクト)
・魂の浄化(ファーストインパクト)
・アディショナルインパクト
・ゴルゴダオブジェクト
・エヴァンゲリオンイマジナリー
・大人アスカ&大人レイ

エヴァの世界観

エヴァンゲリオンの用語や出来事は、旧約聖書が基本となっている。
旧約聖書では、最初にアダムが創造され、2番目に創造されたエバ(イブ)は「知恵の実」を食べ、それをアダムにもすすめた。知恵の実を食べた二人は「生命の木」をも食べる恐れがあると、神にエデンを追放されてしまう。
このエヴァンゲリオンでは、地球に「生命の実」と「知恵の実」が漂着するところから始まり、「生命の実」がアダムの卵(白き月)であり、「知恵の実」がリリスの卵(黒き月)となっている。

ファーストインパクト

ファーストインパクトは、遥か昔に地球に「黒き月」が衝突して起こった。
「黒き月」にはリリスが入っており、リリスからリリン(人)が作られる。
また、ファーストインパクトが起こる前、地球には「白き月」が衝突しており、その「白き月」にアダムと、死海文書が入っていたとされている。「白き月」は「黒き月」の衝突と同時に弾き飛ばされ、いわゆる「月」の位置へと移動し衛星となった。

アンチLシステム

「L結界密度」が濃くなると人間(リリン)はLCLに変化してしまう。
その対策として作られたものが「アンチLシステム」。
サードインパクトで赤く変化した地球を元の状態(人間が住める状態)に戻してくれる。
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」では、パリの基地を奪還した後、このシステムによって「L結界密度」を通常へ戻す作業が行われた。

黒き月

形状は異なるものの、旧作でもおなじみの「黒き月」。
ファーストインパクトの際に地球に落ちたリリスの卵だ。
遥か昔に飛来した「白き月」のアダムが使徒を作り、その後「黒き月」の衝突により使徒達は活動を停止する。そしてリリスから人が誕生した。

現在はネルフ本部の下に存在し、リリスが張り付けになり眠っている。
新劇場版では、「黒き月」は丸い形では無く、台座のような形状に描かれている。

カルヴァリーベース

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」では最後の戦いが南極となるが、そこに建てられているゼーレ施設の名前がこの「カルヴァリーベース」。セカンドインパクトの爆心地。
このカルヴァリーベースのあった場所に「地獄の門」が再び開いた。そして、ガフの守り人(NHGという名のNERVの戦艦)が待っていた。

シキナミタイプ

今回の作品で式波・アスカも、アヤナミタイプと同じクローンで有ることが判明した。
ゲンドウの目的のため作られ、シンジに好感を持つように決められている。
オリジナルは旧作ヒロインである「惣流・アスカ・ラングレー」。2号機に取り込まれた状態で存在していた。
誰かに認められたいという強い思いを持っており、結果として、赤い人形の着ぐるみを着たケンスケの存在を受入れ、マイナス宇宙から解放された。



ネブカドネザルの鍵

新劇場版「破」にて加持リョウジがゲンドウに渡していた物質。
ゲンドウはこれを使い、人ならざるものに変化した。
銃で頭を打たれても死なず、目の部分は光の空間に変わっていた。
これがアダムと人間が融合するために必要なアイテムであるため、ゲンドウがアディショナルインパクトを起こす(目的を果たす)ためには欠かせない。

大地の浄化(サードインパクト)

大地の全ての生命を消すことを指す、サードインパクトの目的となる事象。
新劇場版では、「ニア・サードインパクト」と「サードインパクト」があり、碇シンジが「破」の最後で起こしたものが「ニア・サードインパクト」であり、人類の大半が消滅したが、渚カヲルによって中断された。
一方「サードインパクト」は加持リョウジが防いだと劇中の会話で明かされる。
その内容は「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」で明かされるが、ゲンドウがMark.6使って「ニア・サードインパクト」の続きを起こし、その一連の出来事により加持リョウジは命を落としたとされる。

魂の浄化(フォースインパクト)

全ての魂をコアに変えエヴァインフィニティと同化する、人という種の器を捨てる事象。
ゼーレの「人類補完計画」の目的となる。
エヴァインフィニティとは、赤い大地で残骸として残っている首なしのエヴァらしき物。人類が浄化され、その後インフィニティとして進化する。

アディショナルインパクト

マイナス宇宙、ゴルゴダオブジェクトでしか起こせない、全てが等しく単一である世界を作り出す。
ATフィールドが無く、浄化された魂だけの、ユイと再会できる場所。

ゲンドウの最終目的は、このアディショナルインパクトを起こすことだった。
「アディショナル」とは追加の意味。ゼーレの死海文書には無いインパクトなので、この呼ばれ方をされている

ゴルゴダオブジェクト

アダムスの6本の槍と共に神の世界が残されている場所。そして世界を書き換えられる唯一の場所。
キリストの聖書では「ゴルゴタの丘」は聖地を示す。
ゲンドウの言うマイナス宇宙の中に存在する。
マイナス宇宙の中では全てがイメージの世界となるため、シンジとゲンドウは様々な思い出の場所をめぐりながら戦いを繰り広げた。
EVA13号機と初号機が、それぞれロンギヌスの槍とカシウスの槍を持って戦う。

エヴァンゲリオンイマジナリー

マイナス宇宙に存在する、空想のエヴァンゲリオン。
実在する物では無く、イメージ状の概念的なエヴァンゲリオン。シンジにはそれが「黒いリリス」に見え、ミサトたちヴィレには巨大な綾波の生首と両手首に見えた。
虚構と現実を信じるものだけが見ることが出来る。

大人アスカ&大人レイ

アディショナルインパクトの終わりに、旧劇場版と同じ景色の中出会ったアスカは、14年の歳月を経て成長した、「惣流・アスカ・ラングレー」だった。これは、着ているプラグスーツが旧作デザインのままだということと、スーツが小さいことからも伺える。
またレイも同様に成長した姿を見ることができ、髪の毛が伸びている。
今作はキャッチコピー通り、旧作のエヴァンゲリオンも含めた、全てのエヴァンゲリオンの終わりを遂げた。

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